5月にセラミックパークで林正太郎氏のロクロの実演を見ました。
その時のメモです。
●60キロの壷をロクロでひく時は、15キロづつ練って合せる。
合せる時に掬練りしたとき上になる部分に空気が入っている場合があるので、
少しカットして合せる。
(実演では両手に大きなスポンジを持って壷をひいていました。)
●今までロクロで作った最高は80キロのもの。
●茶碗の口は針で波状に切って、一番低い所を飲み口にする。
●茶碗の内側にコテを当てて成形するので、内側にロクロ目を出すために
再度、外側から指を当ててひく。
外側は後からカンナで面取りする。
●高台を削る時は手回しロクロを使う。
●茶碗の底は薄く削る。(釉薬を厚く掛けて重くならないように)
●高台の成形には、木べらとスプーンを使う。
スプーの柄の部分で高台を形作る。
いろいろ試してきたがこれが一番いい。