今回は東京で撮るということだけ決めていた。
カラーの写真集を作りたかった。
カラーの写真集ができたら、モノクロの写真集が作りたくなった。
カラーで撮ったものからモノクロで見たいものを選んで作った。
ここ2〜3年くらいデジタルを使いだした。
使いだしたらデジタルは枚数を多く撮れるので、これはいいぞと気づいた。
フィルム 一ヶ月くらい暗室にこもる。
デジタル 人にあーだこーだと言ってやってもらう。
歩くこと、一枚でも多く撮ること。
自分は路上スナップカメラマン。
写真家という意識がなくてカメラマンの方がしっくりくる。
初めはグラフィックデザインの仕事をしていた。デスクワークは向いてなかったんだよね。
東松照明、ウィリアム・クラインにインパクトを受けて、そのまままっしぐら。
カメラの設定はオート。途中で設定触っちゃうとわからなくなるんだよね。
とにかく写ればいい。明度くらいは変えます。
大竹伸朗 もともと好きで、もともとファンなんですよ。
俗っぽい色大好きですから。
ぼくね,趣味ないんだよね〜。カメラもって街へ出てネコに会うとうれしいなあ。
岩合さん あの人のネコいいね〜
寺山修司 やっぱりすごい人だよね。
名古屋で撮るならとりあえず大須から。
基本的にモノクロームが好き。モノクロームの方が色っぽい。エロチック。
喫茶店でもモノクロの写真が壁に掛けてあったりするとうれしい。
歩いて,見つけて,出会って,撮る。
自分が撮ったものを誰かが選んで本一冊出来てもかまわない。
自分で選ぶとつまんなくなるんだよね。アートディレクター、デザイナーを通した方がおもしろい。
フィルムかデジタルかとか言ってる間に一枚でも多く撮ったら?
インターネットで3万枚観てもらうのもいいけど,本が好きなんだよね。
本を作ることにこだわりたい。